こんにちは、ジュンCAMP
(Follow @Jun_CAMP_blog)です。
今回はモーニンググローリーTCに薪ストーブをインストールしましたのでその手順を詳しく解説したいと思います。
※薪ストーブのテントへのインストールはメーカー推奨しておりません。
(あくまで自己責任の範囲でお願いします。)
薪ストーブに挑戦しようと思ってる方や購入を迷われてる方の参考になれば幸いです。
ちなみにモーニンググローリーTCとウッドストーブの記事は下記になりますので参考までに。
それでは解説します。
基本情報
まず基本的に煙突の先端がテントのトップより上にないといけません。
なぜかというと、テントより煙突の先端(スパークアレスター)が低いとテントに当たった風が煙突に吹き込み逆流する恐れがあるためです。
また火の粉がテントに当たり穴が空く恐れもあるからです。
それでは実際にの高さを見ていきましょう。
モーニンググローリーの高さ
実際の高さはこのようになります。
ウッドストーブのMサイズ
つまりウッドストーブMのほうが30cm低いことがわかります。
これらを踏まえて準備します。
※薪ストーブのテントへのインストールはメーカー推奨しておりません。
(あくまで自己責任の範囲でお願いします。当ブログで責任は負いかねます)
本体追加購入品
必要となる道具は下記になります。
二重or三重煙突またはプロテクター
テントにもよりますが、まずプロテクターか二重煙突or三重煙突は必ず使用します。
(※すでにテントに薪ストーブ専用の穴がある場合は必要ありません)
煙突は高温になりますので、テントから煙突を出す際にテントを焦がしたり溶かしたりしないためです。
ぼくは三重煙突(430mm)を購入しましたので、そちらで話を進めていきます。
ウィンナーウェルの三重煙突を購入、使うことができました。
なぜ三重煙突にしたかといいますと、プロテクターはバイクに使用するバンテージを巻いて針金でとめている方が何人もいらっしゃったからです。
また中の煙突に巻くのかプロテクターに巻くのか人によって違うのでめんどくさくなっちゃいました(笑)
このへんはネットや動画で見ていると人によって意見が違うのと、巻くのは危ないという方もいるのでやめておきました。
三重煙突の特徴としては底部は温度が下がり上部からは熱い空気が出ることと、本体から離れるほど温度は多少下がるということです。
煙突2本(365mm×2)追加
他のテントを見ててもテントよりもかなり高さをとってたのでもう2本追加しました。
三重煙突と煙突2本追加した時の高さ。
これで安心!
実際にキャンプで使用したときがこちら。
長さは356cmになりました。
これでだいぶ高さを延長することができました。
フォロワーさんから310cmでも火の粉でテントに穴が空いたという情報を頂きましたので、やはり2本追加することを強くオススメします。
カラビナ×3、ガイロープ5m×3
そして本体を固定するために、まず中で本体にペグ打ちします
そしてスパークアレスターからカラビナを取り付けそこからロープで引っ張ります。
実際3mのロープを取り付けて設置したとき、長さが足りず買いにいくはめになりました・・・。
薪ストーブ運用までの必需品
ここからは薪ストーブ火入れするまでに必要なものです。
焚火をする方ならほとんど持ってると思いますが、下記の道具は必須です。
使い捨ての軍手
めちゃくちゃ手が汚れますので必ず持っていきましょう。
焚き火シート(スパッタシート)
焚火と基本考えは同じなので、地面を守るという意味で必ず敷きましょう。
着火剤とライター
着火剤とライターは最初の火入れで使いますので準備しましょう。
ロゴスのこの着火剤は超優秀です。焚火をするときも毎回これです。
焚火トング
薪を入れるのに素手では危険です。
焚火でいつも使っているスノーピークの火ばさみは使い勝手が良く、スノーピークのわりにかなりコスパいいと思います。
温度計
焚火でほとんど買い足すことはありませんでしたが、この温度計だけは追加購入しました。
ぼくは赤外線で測れる温度計を用意しました。実際に温度管理をしておかないと三重煙突が熱々の状態になったら危険なので。
耐熱グローブ
これは焚火で使っているものでいいです。
まあ熱いものを触ることはないのでそこまで必須ではないかもしれないですが(笑)
インストール完了
ここまで準備できて始めて実践です!
逆にいうと準備できていないとキャンプ場で使うことはできませんし、無理に使うと非常に危険です。
※薪ストーブのテントへのインストールはメーカー推奨しておりません。
(あくまで自己責任の範囲でお願いします。)
完成するとこのようになりました。
煙突先端からテントまで充分な距離を取ることができています。
また高さがあるので三方向へロープでしっかり固定されています。
やはりモニグロに薪ストーブの組み合わせはかっこいいですね~
三重煙突はモーニンググローリーTCのチャックから出すとき下から4本目です。
実際触ってみるとほんのり暖かいくらいなので、チャックが溶けることはなかったです。
やはり薪ストーブはロマンですね~。
ただ、テントの中で焚火をしてるようなものなので少し怖いのはありますよね。
実際に薪ストーブによる火事も多いみたいなので。
煙突が真っ赤になるほど薪をガンガン投入するということはしませんでした。
※薪ストーブのテントへのインストールはメーカー推奨しておりません。
(あくまで自己責任の範囲でお願いします。)
薪スト運転中に気を付けること
運転中に気を付けることは2点、火災と一酸化炭素中毒です。
ベンチレーションは常に開放し、こまめに換気
完全に密閉状態での使用は一酸化炭素中毒の危険性があります。
ベンチレーションは常に開放しましょう。
また前面も完全に密閉するのではなく、こまめに換気しましょう。
一酸化炭素チェッカー
これもぼくはDODの一酸化炭素チェッカーと中華製のと2台体制です。
DODの一酸化炭素チェッカーはDODストアでしか購入できません(2023年3月時点)
万が一の火災に備える
万が一火災が起きた時用にぼくはウォータージャグに水を満水にしておきます。
火消しスプレー
万が一火災が起きた時の為に常備しています。
これは焚火や石油ストーブ、もちろんバーナーなど火器を使用する際には常備しておくといいでしょう。
ぼくも普段から持って行っています。
片付け編
ここからは薪ストーブ運用後、撤収の時にあったほうがいい道具をご紹介します。
片付けに関しては下記道具が必要となります。
ステンレスブラシ
煙突内のススを落とすのに必ず必要となります。
ぼくはテンマクデザインのを買いましたが、100均のトイレブラシでも充分だと思います。
火消し壺or火消しバッグ
本体や煙突内部のススを落とすのにあると便利です。
キャンプ場の炭捨て場にいちいち持っていくのは面倒ですからね。
ステンレストレー
これは100均に売っているもので充分です。
本体から炭を取り出す際にあれば便利程度ですね。
KURE5-56
ぼくはまだ経験がないのですが、煙突が抜けなくなった時に使用するとすんなり抜けるそうです。
年の為常備しています。
抜けやすくするために焼きつき防止耐熱潤滑剤を煙突に塗ることは発火の恐れがあるので使用してはいけません。
薪ストーブ関連のオススメ記事
ぼくのフォロワーさんで仲良くさせて頂いている同じブロガーさんであるWishさんの薪ストーブの記事は超オススメです。
ぼくより遥かに薪ストーブの経験があるので是非一読してみて下さい。
ぼくも参考にさせて頂きました。
まとめ
いかがでしたか?
今回はモーニンググローリーに薪ストーブをインストールする手順を解説しました。
追加購入したものは以下になります。
●本体関連
・三重煙突
・煙突2本
・5mロープ×3 カラビナ×3
●準備編
・軍手
・焚き火シート(スパッタシート)
・着火剤とライター
・焚き火トング
・温度計
・一酸化炭素チェッカー
・火消しスプレー
・耐熱グローブ
●片付け編
・煙突ブラシ
・ふた用リフター
・火消壺or火消しバッグ
・ステンレストレー
・kURE5-56
ファミリーキャンプで使用するには、まず大型TCテントが必要ですし、子供があやまって煙突にさわってしまう恐れなど考えるとしばらくは無理かなぁって思っています。
片付けも大変ですし、現状ランドロックに石油ストーブ二台体制で充分暖はとれるので。
今後も薪ストーブはソロキャンプでのみ使っていく予定です。
これからモーニンググローリーに薪ストーブを考えてる方の参考になれば幸いです。
それでは良いキャンプを!
おしまい!
コメント